
7/17㈮は、会社の若手社員と、別の会社さんの若手社員での懇親会。私のテーブルは男の人ばかりで、私は食事に集中していた。
7/18㈯は、映画館に赴き、イギリス人歌手のチャーリーXCXのコンサートのモキュメンタリー映画を観た(予告編:A24×チャーリーxcxで暴くショービジネスの裏側!映画『the moment/ザ・モーメント』ロング予告)。モキュメンタリーとは、Mock(偽物の)とDocumentaryを掛け合わせた言葉で、フィクションをドキュメンタリー映像のように見せかけた映像作品のことだ。
私が最初にモキュメンタリーのことを知ったのは、70年代のイギリスを舞台に、結合体双生児のトムとバリーが率いる架空のパンクバンド「ザ・バンバン」の伝説を描いた『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』がきっかけだった(今調べてみたら、この映画は小説が原作で、本が河出書房新社から出ているらしいけど、今は絶版っぽい。図書館で探してみようかな)。この映画は、確か高校生くらいの時に観たのかな。当時、シャム双生児というものの存在に魅力を感じていたから。それは今もそうだけど。
でも、私がこのチャーリーXCXの映画『the moment』を観ている間は、最近の私の中で「映画についての詳細な情報をなるべく調べないまま、映画を楽しむ」ということをしているために、これがモキュメンタリーであることを知らなくて、鑑賞中に、「え? 現実にこんなことあるのかな」、「こんな場面まで撮らせてしまって良いのか」と感情が揺れ動いていたが、観た後にネットでこの作品のことを調べていた時に、出来事もスタッフたちも全部、作り物・演技だったことを知って安心した(笑)
劇中、自我が強い演出家のヨハネス・ゴドウィンが、チャーリーに何回もセンスの悪い指示を出してきて、ほんとに「この人、外した方が上手くいくでしょ」と思っていたので、それも俳優のアレクサンダー・スカルスガルドの演技のなせる業だと思ったら、当たり前だけど、「めちゃくちゃ演技上手いな」と思ってしまう。
個人的には、イビサ島の高級リゾートホテルで、チャーリーがアメリカ人モデルのカイリー・ジェンナーと出会う場面が好きだった。絶不調のチャーリーは、内側から発光しているような圧倒的な美の化身に会うことを予想していなくて、正直「うざい。めんどくさい。なんで彼女がここにいるんだ。いや、もちろん、高級リゾートなんだから、いるに決まってるけどさ」という気持ちだったのだけれど、有名人同士が邂逅するシーンは、いち観客としては楽しく感じる。
チャーリーは、2023年の映画『バービー』や、今年3月に日本でも公開された『嵐が丘』に楽曲提供をしている才能あふれる人で、2024年には、彼女がXに「カマラ・ハリスはbrat(エッジが効いている)」と投稿したことで、ハリス陣営がTikTokでチャーリーの曲を使って若者への支持を呼び掛けたりして、政治にも影響を与えた人でもある(本人は特に政治色が強いアーティストではないが)。

7/19㈰は、ローリー・ムーアの小説『死んでいる元カノとの旅』を読了した。300ページもない作品だが、アメリカの史実や様々な小説・戯曲などから引用された台詞が作品内に散りばめられ、それを一つひとつしっかり読んでいくと、読むのに時間がかかったといえる。だが、これだけの知識やユーモアを一つの作品に詰め込むことができる著者は凄い。作品の中に登場するAという出来事と、Bという出来事が、物語の終盤で交差するのも、「あっ、繋がった!」と感じる面白さがあった。アメリカの歴史や文学に興味のある知人がいれば、ぜひとも本書を読むことをおすすめしたいところだが、私の友達にはそんな人はいないのだった。

表紙の空の色味が、夕暮れの色がよく表現されていて好きだなぁ。
この本において、私が一番好きだったのは、主人公の「死んでいる元カノ」・リリーのこんな台詞だ。
「(中略)ジョークが一つも思いつかないなんて最悪だよね」彼女は唇を噛んだ。「悲惨な人生という大海原では、ジョークが浮き輪のようなものだから。真っ暗な部屋で唯一見えている非常口のサインだよ」(p.210)
ここには載せないけれど、物語が本当に終わる直前の主人公の語りも好きだな。
先々週くらいのPodcast「ペーパードライブ」で、出演者たちが言っていた通り、作品の中に「良かったと思えた言葉や、思わず批判したくなるような思想」があれば、それは「あなたにとっての真珠」だから、「それを見つけられたら、それだけで素晴らしい」、読書とはそういうものなのだろうなと思う。特に、「この本ではあまり良い言葉が見つからなかったけど、『良い言葉が見つからなかった本』のサンプルが1つできたから、それはそれで、あなたにとって真珠になるんです」(大意)という話は、日頃、たくさんの本に接しようとしている自分には、励ましになった。
今日は家族と水車を観に行ったり、図書館でまた何冊か本を借りたりして、けっこう充実していた。土日が楽しいのは良いことだ。

帰宅後は、あつ森で、海を眺めたり、ミンミンゼミを捕まえたり、ぬいぐるみが飾られた棚を新たに購入したりして、のんびりとした時間を過ごした。


「あさみ」と「きぬよ」のハリネズミの姉妹のお店で買った、このワイドなツバの麦わら帽子は、くるりと後ろを向くと見えるリボンが可愛いからお気に入り。

あと、最近のニュースといえば、永谷園の「モコモコ」というカップケーキが再販されるらしいこと(具体的な発売日は不明)。またスーパーとかで見つけたら、絶対買って食べたい。
それから、カップケーキの話題の次に書くのもどうかと思うけど、FIFAワールドカップでイングランドがフランスと戦って、イングランドが勝ったみたいで良かった。66年ぶり?だかに優勝を決めることはできなかったけれど、世界第3位は十分立派な成績だと思う。サッカーの起源の国としての威厳を保てたといえる。
この記事は、Zack Hood ft. Sasha Alex Sloanの"Sleepwalking"(夢遊病という意味のタイトル)(Zach Hood & Sasha Alex Sloan - Sleepwalking (Lyrics))で終わり。








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