
土曜日は、有言実行で、午前中に『マリリン・モンロー 私の愛しかた』((予告編:『マリリン・モンロー 私の愛しかた』予告編)を観て(養母の家庭のキリスト教的価値観が、セクシーで「罪深い」女優としてのマリリンに罪悪感を感じさせていたかも知れないことを苦しく感じた。また、映画の終盤で、この作品のフランス人の映画監督が、マリリンはマフィアに薬剤を注入されて殺害されたと結論づけていて驚いた。苦難が多い人生でも、人々の心の中に残るマリリンは聡明で、可愛くて、とても魅力的だ。マリリンが放つ光の周りにあった影の部分を思う)、午後から職場の先輩と一緒に、コーヒーとケーキを楽しんで、素敵な休日になった。
先輩が、対向車とすれ違いざまに車の窓を開けて「この道、一方通行ですか?」って聞こうとしていたのが大阪人っぽくて面白かった。結局、対向車はこちらをちらりと一瞥しただけで、聞くことはできなかった。
日曜日は、職場のことでちょっと心配なことがあって、それが今も尾を引いている。けれども、私にできることといえば、少しでも自分から積極的に動いて、周りから信頼されるように頑張ることだけだ。
土曜日の深夜、窓を開けて過ごしていた(寝る前に閉めたけど)からなのか、日曜日からは風邪を引いてしまい、昨日も今日も鼻水が止まらず、苦しかった。昨日なんか、仕事から帰ってきて、ソファで30分も寝て、いつもより1時間早く寝た。風邪を引いているだけで、普段の何倍も疲れてしまう。でも、さっき、ストナという佐藤製薬の薬を飲んだら、鼻水の出方がマシになってきて嬉しい。
今日は夜、岸政彦の『にがにが日記』(にがにが日記 | 岸 政彦, 齋藤 直子 |本 | 通販 | Amazon)の、岸さんの飼い猫が死んでしまい、火葬する前に、スーパーで買ったガーベラなどのお花で彼女を飾る場面を読んでいたら、去年死んだ私の飼い犬のことを思い出して感傷的になった。
いまだに、なんでうちに犬がいないのか分からない。もちろん、命ある者はいつか死ぬというのが自然の摂理だと、頭では分かっているけれど、去年は、死に目にも遭えておらず、最後に見たのは、家族からLINEで送られてきた、身体の周りをお花で飾られた、もう物体になってしまった飼い犬の写真だったので、本当の意味では、まだ飼い犬の死を理解していない気がする。
なんでいないのか、なんで死んだのか、分からないまま、月日が流れて、あとひと月もしないうちに、飼い犬がいなくなってから1年が経つ。新しい子がほしくなる時もあるけれど、その子もきっといつかは天国に旅立ってしまうから、それを思うと恐ろしくて、まだ飼うことはできない。でも、新しい子がいたら、またうちの家族にポジティブなエネルギーを送ってくれる存在になることは想像できる。再び飼うのか? 飼わないのか? 将来のことはまだ分からない。
今日は火曜日。明日は水曜日。まずは、1日1日がんばってベストを尽くすことが大切だから、明日も何とかやってみよう。今日は、リズムと歌詞が良いJosie Edwardsの"good girls"を聴きながら、この記事を終える。(Josie Edwards - good girls (Lyric Video))
なんだか全体的に暗い文面になったけど、たまにはこういう時もある。また気持ちが上向きになるまで、それまでは、この時期を耐え忍ぼう。たぶん来週あたりには、まったく違う気分になっているから。